20代のあなたへ

ブラック企業時代に行かされた、ヤバイ研修で洗脳されかけた話 ③

この記事では「ブラック企業時代に行かされた、ヤバイ研修で洗脳されかけた体験談」をお伝えします。

こちらは、パート3の記事です。

パート1からここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

初日編はいよいよこの記事で最後です。

わたしのことを憐れみながら、そして自分はまだマシだと優越感に浸りながら読んでいただけたら嬉しいです!

 

これまでのお話はコチラをお読みください。

ブラック企業時代に行かされた、ヤバイ研修で洗脳されかけた話 ①

ブラック企業時代に行かされた、ヤバイ研修で洗脳されかけた話 ②

 

この記事は以下の方に読んでほしいと思って書きました。この記事を読めば、毎日の仕事に病んで悩んでいるあなたの気持ちを、ちょっとだけ楽にすることができるはずです。

  • ブラック企業で毎日が辛くて仕方ない方
  • 今すぐ会社をやめたい方
  • 自分以上に辛い職場はないと思っている方

 

byかな@kanatac23

 

この記事では・・・

大学時代を遊びまくってブラック企業に就職という黒歴史を持つかな@kanatac23

会社から行かされたやばーい研修の実際の体験談お伝えします。

 

※こちらは第3話です!第1〜2話はコチラ!

ブラック企業時代に行かされた、ヤバイ研修で洗脳されかけた話 ①

ブラック企業時代に行かされた、ヤバイ研修で洗脳されかけた話 ②

 

なぜわたしがブラック企業に就職する羽目になったのかは、こちらの記事で詳しく書いてますので、読んでみてください!

大学生になって遊んでばかりいたら、ブラック企業やニートへ直行確定しちゃうよ?

 

Previously 〜前回までのお話〜

草刈正雄似の講師、通称マサオが支配する研修。何も知らずにこの恐ろしい研修に参加させられたわたしは、初日から無限自己紹介地獄、無限お辞儀練習地獄、全力尊敬語謙譲語発生練習など、超絶ブラックな研修内容をなんとかこなしていく。

心は既に折れ曲ってしまっていたが、周りの参加者に対して仲間意識が芽生え、なんとか苦難を乗り越えていくことができたのだ。

厳しい研修初日もやっと夕方となり、1日目が終了するのかと思っていたのだが・・・。

 

夕食と風呂を済ませたら8時に集合だからね!

全力尊敬語謙譲語発生練習も参加者のみんなとやり遂げて、時刻は17時。

声はガラガラ、白衣の下のシャツは汗でじっとり。

周りのみんなもぐったりしていいます。

でも、ようやく今日の工程は終わりだろうという希望が、みんなの心を支えていました。

そんなみんなの希望を打ち砕く一言を、マサオはまるで楽しむかのように発するのです。

 

「夕食と風呂を済ませたら、8時にここに集合です。」

 

ハイィィィィ???

 

夜8時から研修って、完全に時間外ですよ?

どんだけブラック研修なんですか?

いいのそれ?労基法に違反しないの?!

缶詰研修だからそんなの関係ないの?!

 

わたしたちの心の支えとなっていた、夜のくつろぎタイムはいとも簡単に奪い去られてしまいました。

希望をとことん奪い去り、恐怖と絶望を与えると、人は反抗心を持つ余裕すらなくなるということをここで学びました。

 

マサオのありがたいお話を聴こう!

マサオの衝撃のアナウンスにより、誰もが夕食ではほとんど言葉を発しません。

テーブルの真ん中では、一人満足そうに、目を閉じて一口一口、味わいながらマサオはご飯を食べています。

 

夕食が終わると、各自、用意された部屋に入浴を済ませひとときの休息の時間です。

用意された部屋に入り、わたしは布団に横たわりました。

しかし、当然のことながらリラックスはできません。

なぜなら、あと1時間もすれば8時です。

また、何をするのか得体の知れない研修が再開されるのですから。

 

8時前には、会議室にはみんな集まりました。

当然でしょう、遅刻をしたらどうなるか想像するだけで恐ろしいのですから。

マサオは正面の椅子に座って腕を組み、目を閉じています。

そしてその閉じられた目は、8時きっかりにパチリと開かれ、そしてマサオは話し出しました。

 

「これからわたしが、みなさんにありがたいお話をします。

しっかりと聞いておいてください。

感謝の大切さについてのお話です。」

 

うーむ、いよいよ本格的にヤバイ研修になってきました。

白衣を着て、パイプ椅子に座り、講師のありがたいお話を聞く。

これは完全にヤバイですぞ。

 

何かがヤバイセンサーはしっかりと機能しているんですが、ヤバイことを察知してもそこから逃れることができません。

 

こうやって人は洗脳されていくのかな・・・

 

なんてことをぼんやりと考えながら、わたしはマサオの話に耳を傾けました。

 

感謝の心を忘れずにね!

話の内容を要約するとこうです。

片親に育てられた青年がいました。彼の家は貧乏で、母親だけの収入でなんとか暮らしていました。そんな境遇で自分を産んだ母親のことを、彼は嫌っていました。

青年は、母もとを離れたいと考え、高校を卒業したらすぐに家を出て行き、自立をすることを心に決めていました。そして、就職活動をして最終面接にたどり着きました。

最終面接には、その会社の社長もいます。社長は彼に向かってこう言いました。

「君を採用しよう。ただし条件がある。今日、家に帰ったら、お母さんの足を洗ってあげなさい。そして、どう感じたかを入社式の日にわたしに教えなさい。」

青年は内定を手に入れ、喜びながら家に帰ります。

家に着くと早速バケツにお湯を入れ、母親の元へいき、足を洗いました。

そして気づきました。母親の足はパンパンに膨れ上がり、肌はガサガサしていて、足の指もボロボロです。彼の母親は、彼のために今までずっと、必死で働いてきてくれたのです。

そんな母親のことを、彼は嫌い、避けていたのです。

感謝の念が彼の心に溢れ出るのと同時に、涙が彼のほおを伝います。涙は止まりません。青年は、今まで一度も伝えたことのなかった言葉を、母親の足を洗いながら伝えます。

「お母さん、ありがとう」

 

なんだかとってもいいお話じゃないですか。

思わずわたしも泣いちゃいましたよ。

周りからもすすり泣く音が聞こえます。

見渡すと、女性のほとんどは泣いており、男性も1〜2人ほど泣いていました。

 

そして、マサオを見ると、彼も目を閉じながら涙を流しているではありませんか。

あの、鬼のような教官のマサオが泣いている。

まさに鬼の目にも涙です。

 

マサオの話が終わると、拍手喝采です。

すすり泣く声と拍手の相乗効果は凄まじいものです。

その場はマサオの素晴らしいお話への称賛と感謝の意で溢れかえっています。

 

拍手が鳴り止むと、マサオは再度、口を開きました。

 

「感謝の気持ちは、とても大切なのです。

そして感謝を言葉で表すのは、とても気恥ずかしく難しいのです。」

 

周りのみんなは、ウンウンと頷いています。

 

「しかし、それでも感謝の気持ちを言葉に出すことが大切なのです。」

 

周りのすすり泣く声は、まだ止みません。

 

「そこで、明日はみなさんに感謝の気持ちを大声で表現してもらいます。」

 

ん!?!?!?!??!?!?!?!

 

出ました、出ましたよ!

大声タイムの予告!

何かとなればすぐ大声。

 

感動からの絶望。

 

これほどまでに人の真理を振り回せる人が他にいるのでしょうか?

やってくれます、マサオ。

すすり泣く声はピタリと止まり、周りのみんなの表情は次第に引きつっていきました。

 

「内容については、明日また説明します。とりあえず今日はここまで。

お疲れ様でした。」

 

マサオは、みんなの表情や心境なんておかまいなしに、淡々と喋り続けます。

 

「それと、完全消灯は夜9時半です。明日は5時半起床。

6時にはこの建物の玄関前に集合すること。遅刻厳禁です。

では、解散っ!」

 

通常の状態なら、9時半消灯や5時半起床にツッコミを入れたくなるところですが、この時の私たちにはそんなことは対して気になりません。

ただただ、明日の全力で感謝の気持ちを言葉に出す、ということが恐ろしくて不安でした。

みんな、暗い面持ちで各自の部屋に帰っていきました。

 

今宵はみんな、眠れぬ夜を過ごすことになるんだろうなぁ

 

そう思いながらわたしも部屋に戻り、布団の中で頭を抱え小さく丸まったのでした・・・。

 

~ to be continue ~

 

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