サイドハッスルという言葉を聞いたことがありますか?
実は今、このサイドハッスルはアメリカで大流行しています。
副業、副収入を確保することがサイドハッスルの意味ですが、みなさんのイメージをしているような、時間を要して労働を重ねる副業とは違います。
楽しく、自分のやりたいことで収入を得ようというのがサイドハッスルの考え方です。
あなたは、今の仕事にこんな不満を抱いていませんか?
- 労働の割に給料が安い
- 拘束時間が長く、自分のしたいことができない
- 人間関係に必要以上に気を使う
- 飲み会は嫌だけど付き合いなので断れない
- 昇進しても仕事がしんどくなるだけ
- 今の仕事はAIに奪われないだろうか?
もしも1つでも該当するものがあったなら、ぜひこちらの記事を読んでみてください。
サイドハッスルは、これらのあなたの不満を全て解消してくれます。そしてサイドハッスルを実行すれば、余裕のある楽しい人生に変えることができますよ。


目次
サイドハッスルってなに?
「サイド・ハッスル」とは何でしょうか?イメージとしては、主な仕事ではなく、それ以外に現金収入を得るための副業のようなものです。
しかし、副業というとあまりいいイメージはないですよね。
仕事が終わってから、アルバイトをしたり、内職をしたり、スナックや飲み屋さんなどで働いたり・・・。どちらかというと、生活が困難で収入を得るため、生活していくために否応無しにやっている。
つまり退屈で苦痛で大変な第2の仕事が「副業」です。
サイドハッスルと副業の決定的な違いはここです。
サイドハッスルとは楽しみながら主な仕事以外の仕事をして収入を得ることです。
疲れた体に鞭を打って嫌な仕事をするのではなく、自分がしたいこと・興味のあることを仕事に繋げて収入を得ることなんですね。
だからこそモチベーションが続き、長く続けられます。
副業 × 楽しみ = サイドハッスル
サイドハッスルのこのような考え方は、アメリカでは20〜30代の多くの若者に支持されており、現在大流行しているのです。
アメリカで大流行のサイドハッスル!
なぜアメリカでは20〜30代の若者たちが、サイドハッスルという考えに共感し支持しているのでしょうか?
その原因は、10年ほど前に発生したリーマンショック、全世界同時不況です。
それまで順調に成長を続けていた世界経済は、リーマンショックにより一気に冷え込み、景気は悪化しました。アメリカでサイドハッスルに共感している若者たちは、この時代に就職活動をしていた人たちです。
一般的に、不景気になると企業が一番最初に削るのが人件費で、それを削るためには新人採用を削るのが一番手っ取り早く効率的。
リーマンショックにより不景気となったアメリカの企業は、一斉に採用人数を絞りました。
そして今の20〜30代の若者たちはこの就職氷河期に直撃し、大変な苦労を経験して社会人となり、その経験から彼らは学んだのです。
『1つの会社に依存するのはリスクが大きい』
収入源を1つに絞れば、会社の業績悪化や倒産などに直面すれば一気に無収入となってしまいます。リーマンショックが発生した際には、多くの会社が実際に倒産し、無収入者が激増しました。
「リスクを分散するためにも、収入源は複数持っておくべきだ。」
と彼らは身にしみて実感したのです。
その考えがサイドハッスルの考えと一致し、アメリカで多くの20〜30代の若者がサイドハッスルを実行しています。
そしてアメリカでのサイドハッスルの考え方は、徐々に日本でも広まってきているのです。
これからの時代はサイドハッスルで人生は充実する!
日本では「サイドハッスル」と言う言葉はまだまだ馴染みはありません。しかし、サイドハッスル的な考えは広まりつつあります。著名人が副業や趣味を仕事にすることの必要性を主張していますし、またサイドハッスルはあなたの仕事に対する不満を解消することもできるからです。
サイドハッスル的考えの著名な2人
例えばホリエモンこと堀江貴文さんは、『多動力』という本を出版されました。
この本で堀江貴文さんは 以下のようにいっています。
- なぜつまらない仕事に人生の大半を費やさなければいけないのか?
- 自分が好きなことを仕事にしよう
- あなたの好きなことを3つ掛け合わせ仕事にすれば、あなたは100万人に1人の人材になる
また、現代の魔法使いと言われている落合陽一さんは著書『日本再興戦略』でライフ・アズ・ワークという考え方を提言されています。
ワークライフバランスという言葉は聞いたことがあるでしょう。仕事は仕事、生活は生活としてメリハリをつけ、バランスをうまく取ろうと言う考え方です。
これに対してワークアズライフとは、「睡眠時間以外の全ての時間は仕事であり趣味である。仕事と趣味の境界線をなくそう」という考えです。
堀江貴文さん、落合陽一さんどちらも、サイドハッスルに近い考えを持っておられるんです。
1つの仕事にこだわらず、自分が興味のあること・楽しいと感じること・趣味をどんどん仕事に絡めて生きていけば、人生はもっと楽しくなる。
実際に落合陽一さんはライフ・アズ・ワークを実行して、メディアアーティスト、研究者、そして大学教授という3つの肩書きを持ちながら、自分が興味のあることをとことん追求し仕事をしておられます。
また、堀江貴文さんは多動力を発揮して、以下のようにとんでもない数の肩書きを持っておられます。
実業家コンサルタント×プログラマー×作家×コメンテーター×クイズタレント×エンターテインメント・プロデューサー×ロケット開発者×飲食店プロデューサー×マンガ事業×オンラインサロン主催者×アプリプロデューサー×予防医療普及協会×Jリーグアドバイザー×大阪万博特別顧問×映画プロデューサー×服役経験者×…などなど。
お二人の著書はこちらから購入できますので、ぜひご参考くださいね。
サイドハッスルはサラリーマンの不満を解消
サイドハッスルとは、新たな収入源を作ることですね。それによってどんな良いことがあるかというと、本業に依存する必要がなくなるということです。
サラリーマンのあなたは、本業に対してこんな不満を抱いていませんか?
- 労働の割に給料が安い
- 拘束時間が長く、自分のしたいことができない
- 人間関係に必要以上に気を使う
- 飲み会は嫌だけど付き合いなので断れない
- 昇進しても仕事がしんどくなるだけ
- 今の仕事はAIに奪われないだろうか?
これらの不満は全て、本業に依存しているから抱いてしまうものです。では、もしもあなたがサイドハッスルを実行して複数の収入源を手に入れたら、これらの不満はどうなるでしょうか?
副収入があるので、本業が低賃金でも生活に困ることはありません(①)
また、本業に依存する必要がないので「いざとなれば本業がなくなっても問題ない」と強気のスタンスを保てます(⑥)
強気のスタンスが保てれば、人間関係を極端に気にする必要もなくなりますね(③)
そうなれば周りの目を気にせず有給が取れるし(②)、飲み会も断れます(④)
もちろん、昇進だって無理にする必要はなくなりますよね(⑤)
なんということでしょう。あなたの全ての不満は、サイドハッスルを実行することによって解消されていくのです。これだけの不満がなくなれば、かなり日常は充実するのではないでしょうか。
まさにサイドハッスルで人生は充実するのです。
サイドハッスルの実例集!
今の時代は、インターネットの普及により、様々な需要と供給を即座にマッチングすることが可能となっています。だからこそ、お手軽にサイドハッスルを始めることができます。
そしてサイドハッスルに適した条件は以下が挙げられます。このいずれかを満たすことができれば立派なサイドハッスルです。
- 空いた時間を活用してできる仕事
- 自宅に居ながらできる仕事
- 興味・関心のある仕事
- 本業にも役立つ仕事
- ある程度の収入が見込める仕事
- 自分の経験が役立てられる仕事
「サイドハッスルのことについてはわかってきたけど、どうやって始めたらいいの!?」
そんな疑問を解消するために、最後に具体的なサイドハッスルの実例を3つ紹介します。
ブログでのアフィリエイトでハッスル
自分の空いた時間を使えて、自宅でできて、興味のあることや自分の経験を役立てられるブログでのアフィリエイトは、まさにサイドハッスルにはもってこいの仕事になります。
アフィリエイトとは、成功報酬型広告などのことです。簡単に言えば、あなたが紹介した商品を誰かが買ってくれたら、売り上げの一部が報酬として貰えるということです。
ブログでのアフィリエイト収入を得るまでの流れは、簡単にまとめると以下のようになります。
- ブログを開設
- 紹介したい商品を選定
- その商品についてのオススメ記事を書く
- 記事内に商品のリンクを貼る
- 記事を読んでくれた読者がリンクから商品を購入
- 売り上げの一部を紹介料として貰える
ブログでのアフィリエイト収入を得るためには、ブログを継続するということが大前提となります。ブログは継続すればするほど、ライティング力もつきますし、何よりブログのページビュー数が増えていくからです。
ページビュー数が増えれば増えるだけ、アフィリエイト広告は読者の目に届きますので、成功報酬がもらえる確率が上がるということですね。
ブログでのアフィリエイト収入はまさに青天井です。とても有名なブロガーさんだと、月に数百万円の収入を得ている方もおられます。
もちろん、これはほんの一部の方だけですが、それでも月に数万円の収入は努力して継続すれば見込めるでしょう。
ブログを始める際には、サーバーレンタル料、ドメイン取得料などで1万円ほど経費がかかる場合もあります。けれどハードルは低く、リスクも少ないので、サイドハッスルとしてはお手軽でオススメです。
株式などへの投資でハッスル
株式や投資信託、仮想通貨などへの投資も立派なサイドハッスルとなります。ただし、頻繁な売買やFXなどはここではオススメしません。これらをやってしまうと、一日中スマホで株価などをチェックするようになり、日常生活に支障が出てしまうからです。
ここでオススメするのは、一度買ったらある程度の期間はホールド(売らずに持っておく)することです。これは資産のリスク分散にも繋がります。
株式への投資
株式投資の魅力は、配当をもらうことで定期的な収入が見込めることです。配当とは、株主へ向けて年に数回、持ち株数に応じて与えられる報酬のことです。
配当率(投資額に対する配当金の割合)は、大企業でも2〜3%ほどあるところも結構あります。将来も安定して経営できそうな企業を見つけ、株式を保有していればそれだけで年間数万円の収入を得ることができるんです。
例えば100万円分の株式を保有していれば、配当率3%の企業であれば年間3万円が配当としてもらえます。銀行の定期預金とは比べ物にならないほどの額ですね(笑)
積立投資信託で投資
積立投資信託とは、簡単に言えばプロの投資家に毎月一定の資金を預け、債権や株式などを購入してもらいその運用で利益を出してもらうことです。
毎月積み立てをオススメする理由は、景気の上下にあまり影響を受けず長期的には運用益を見込めるからです。
景気が良いと株価が上がり、利益は大きくなりますし、景気が悪ければ株価は下がるけど債権価格は上がるし、安くなった株を買っておくことで将来的に景気が良くなった時には利益が見込めます。
毎月一定額をプロに預けて運用してもらい、放っておいても将来的には利益が見込めるので、これも立派な副収入でありサイドハッスルですね。
仮想通貨に投資
仮想通貨への投資も魅力的なサイドハッスルです。仮想通貨にはリスクもあり悪いイメージもありますが、これから必ず普及してくるものです。
仮想通貨は確固たるテクノロジーに支えられ、テクノロジーを信用の担保とした立派な通貨なのです。あまりにも奇抜な存在のため、今では大半の人には見向きもされず、投機対象でしかありません。
しかし、このテクノロジーが世に認知され、普及され始めれば爆発的に価値が上がる可能性があります。
2018年10月現在では、BTCをはじめその他の仮想通貨は勢いがありませんが、今のうちから仕込んでおけば、将来的には大きな利益(副収入)が見込めます。
もしも余裕資金があるのであれば、その一部を仮想通貨に投資してみるのも立派なサイドハッスルですね。
メルカリでハッスル
メルカリは、説明するまでもないくらい有名になってしまいましたが、フリーマーケットアプリですね。まさに需要と供給のマッチングを行ってくれるサービスです。
このアプリを使えば読み終わった本や着なくなった服、使わなくなった家電製品などを出品することで、収入を得ることができます。
休日や空いた時間に、ささっと商品を出品し、梱包しておけば、あとは売れるまで待機。ものすごく簡単にできるサイドハッスルです。
メルカリでのサイドハッスルは、どちらかと言えば収入を得るというよりは効率的な支出をするためにおこなうのが良いでしょう。
どういうことか簡単に説明します。
1,500円のビジネス本を3冊買うことを考えましょう。合計支出は1,500×3=4,500円ですね。
これが、メルカリでのサイドハッスルを活用するとどうなるでしょうか?
1,500円で買った新書は、発売日からそこまで時間が経ってなければメルカリで1,300円程で売れます。この際に引かれるのは、出品手数料と送料。
出品手数料は売り上げの10%なので130円。本であれば送料は170円程度に抑えられます。すると販売利益は1,000円ですね。
3冊売れば、1,000×3=3,000円の販売利益です。
この販売利益でもう2冊本が買えます。そして読了後には再度出品すれば、先ほどと同じ計算で2,000円の販売利益です。この利益でさらに1冊の本が買えて500円残りますね。
結果としては、なんとメルカリでのサイドハッスルをおこなえば4,500円で1,500円の本が6冊買えて、さらにお釣りが500円も出るということです。
通常は9,000円かかる本の購入代が4,000円の支出で済んでしまうのです。
5,000円もお得になるということです!!
効率的な支出をすることで5,000円もお得になれば、浮いたこのお金を貯金することもできるし、他の趣味に回すこともできます。
これはまさに副収入ですね。
まとめ
以上、「これからの時代のトレンド「サイドハッスル」について徹底解説するよ!」でした。
少しはサイドハッスルについて理解していただけたでしょうか?
サイドハッスルという副業は、本業にさえなり得ます。
ブログアフィリエイトはいい例です。もしかしたら月に数十万円稼げるようになるかもしれません。
そうなると、どうなるか?
本業と副業が入れ替わります。
今の本業は副業感覚で気軽に余裕を持って取り組むことができるようになります。そしてサイドハッスルとしての副業は本業隣、楽しくやりたいことを取り組みながら収入を得られるという、まさに理想の人生になります。
サイドハッスルとしての副業をするならば、やったぶんだけ報酬の入る副業ではなくて、自分でサービスを作って売り上げを上げる仕事や、放っておいても収入が入る投資などを選択すると良いでしょう。
本業では、いやでも時間を消費しての労働になるので、さらに副業も時間を割いてそれなりの収入では二重苦に陥ってしまいます。
サイドハッスルとしての副業は、最初はなかなか軌道に乗らないかもしれませんが、軌道に乗りさえすれば、程労力で大きな報酬を定期的に手に入れることも可能です。
あなたの人生をより豊かに、楽しく、幸せにするためにも。
これからの時代のトレンドであるサイドハッスルを、ぜひやってみましょう!!

