あなたは”これからの時代”がどうなるか、考えたことがありますか?
近年、様々な新技術が登場しては世間を賑わせていますよね。
ドローン、VR、AR、AI、ビッグデータ、自動運転車、キャッシュレス、仮想通貨、ブロックチェーンなどの言葉は、幾度となくメディアやインターネットなどで目にしたことがあると思います。
近年登場したこれらの新技術は、これから私たちの生活をめまぐるしく変えていくでしょう。わたしたちの生活はより快適で、楽しくなっていくのです。
例えばこれからの時代は、Amazonで買った商品はドローンが配達してくれるでしょう。交通渋滞のない空を使うことで、配達時間は格段に早まるでしょう。当日注文して当日商品到着、なんてのが当たり前になるはずです。
車は所有するものではなく、共有するものになるでしょう。あなたは仕事に行くときに、自動運転車をスマホアプリで呼ぶだけです。そうすれば玄関に自動自転車が迎えにきてくれて、会社まで送ってくれます。
紙幣や貨幣を使っているのは、時代に取り残された人だけになっているはずです。キャッシュレスが進み、どこでもスマホでの決済が可能になっているでしょう。
実際に中国のシリコンバレーと言われている都市・深圳(シンセン)では、買い物はほぼ全てQRコード決済です。物乞いでさえも、QRコードがプリントされたダンボールを手に持って構えているほどです。
ブロックチェーン技術が確立され様々な分野で応用されることで、面倒だった賃貸契約の手続きや、友人同士のお金の貸し借りのトラブルなどもなくなるでしょう。
イーサリアムという仮想通貨は、お金のやり取りと契約履行を同時にしてくれるのです。
政治においても、ブロックチェーンは活躍します。官僚の忖度による書類の書き換えなど不可能になります。なぜならブロックチェーンとは書き換え不可能な技術だからです。
AIにより飛躍的に進歩した翻訳機能のおかげで、言葉の壁は無くなります。デバイスを通じて同時通訳をしてくれるアプリが登場するでしょう。
目の前にいるアメリカ人はもちろん、中国人やタイ人、フランス人など様々な国の人々とリアルタイムでのコミュニケーションが可能になります。
それに伴い、世界はボーダレスとなり、海外で働くのは当たり前のようになるでしょう。
そもそも国という概念が希薄化して来るかもしれません。googleやAmazonなどの超巨大企業が公共の福祉をカバーできるほどの力を得ているかもしれません。
googleが住む場所を無料で提供し、Amazonが食料を無料くれる。ただし、生活の関わる様々な行動データは全てgoogle,Amazonに提供する。ビッグデータの価値がAIの登場により飛躍的に伸びたために、これからはこのようなサービスが成り立ってくるのです。
空飛ぶ車やピッチピチの服とスカーフをきているような未来感はありませんが、このような現実的な未来こそが”これからの時代”です。これから数年後には、このような時代になっているんです。
もう少し詳しく、”これからの時代”を知りたいですか?
”これからの時代”がはっきりと見えている人が日本にはたくさんいます。そして彼らに見えている未来は共通の形をしています。
だから、同じ未来を見ている彼らの書籍を読むことで、多角的に”これからの時代”が見えてきます。
彼らの書籍を読めば、あなたもきっとワクワクするはずです。価値観がガラッと変わってしまうかもしれません。脳が刺激を受けて喜ぶはずです。
「これからの時代を読むために!若者必読の書籍をご紹介!」シリーズでは、これからの時代を知ってもらうためにあなたにぜひ読んでほしい書籍を1冊ずつご紹介していきます。
記念すべき第一弾は、「お金2.0」です。
わたしが衝撃を受けた本で、オススメ度は堂々の第一位です!!
ぜひこちらの記事を読んでいただき、興味を抱いてもらえたら本書もお読みくださいね。
お金に対する価値観が変わる本
メタップスという会社をご存知でしょうか?
今、攻めに攻めまくっている会社です。
独自の仮想通貨を作ったり、取引所を韓国で運営したり、国内ではキャッシュレス化を実現するためにpringというアプリを作成し、みずほ銀行と協力して実証実験を実施中です。さらには、これから日本においても仮想通貨取引所を運営する予定だそうです。
ホリエモンにこんなツイートをさせるほどの会社なのです。
マジで攻めるなあ。。
メタップス子会社、ICOプラットフォーム「Metalist」発表–仮想通貨交換業登録申請へ (CNET Japan) – https://t.co/2TMUzFIeIN— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2018年7月14日
この会社の社長こそが「お金2.0」の著者である佐藤航陽氏です。
本のタイトル通り、これからの時代はお金がバージョンアップしていき、それに伴って社会も変わっていくということを佐藤氏は書かれています。
お金ってそもそもなに?
ちょっと考えみてください。
1万円札がありますよね。ただの紙切れになんで1万円の価値があるんでしょう?
例えば、金ならそれ自体に価値があるのはわかります。金は地球に存在する量が限られており、それ以上増やせないために稀少性があるのです。
稀少性があるからこそ価値が出てくるんです。
でも1万円札っていくらでも刷れば増えますよね・・・?
稀少性なんてないのになぜ価値があるのか・・・。
実は日本という国がその価値をつけているんですね。
どうやって価値をつけているのか?
「この紙切れは日本国内のどこででも、1万円の価値として使えますよ」
と公言するのです。そうすることで、国の信用力が紙切れに乗っかるんですね。
それによってただの紙切れは1万円の価値を持つようになるんです。
仮想通貨に価値がつくのはなぜ?
仮想通貨はただのデータであり、実体はありません。
でも価値があるんですよね。
一番有名な仮想通貨はビットコインですね。単位はBTCですが、1BTCはなんと約80万円もの価値があります(2018.07.18現在)
電子ゴミ、ただのデータに価値があるなんておかしい。いずれビットコインの価値は0になる!なんてことを真顔でコメンテーターがテレビで言ったりしてます。
でもこれはかなり的ハズレな意見ですね。
先ほど、1万円札の価値は日本という国の信用力で成り立っているとお伝えしました。
実は、ビットコインにもしっかりと価値を担保するための信用力があるんです。
ビットコインの信用力の担保は?
ビットコインは、ブロックチェーン技術という改ざん不可能な技術を土台としたシステムで成り立っています。これこそが信用力の担保となっているんです。
ではなぜ改ざん不可能なのしょうか?
ものすごく噛み砕いて説明します。
- ビットコインの取引は10分おきにブロックにまとめられる
- ビットコインが誕生してから現在まで、10分おきのブロックがずっと繋がっている
- こブロックを繋げる時には、何億、何兆通りもある膨大な計算が必要
- 一番早く計算をしてブロックを繋げた人は報酬としてビットコインがもらえる
- 世界中の技術者たちは躍起になってブロックを繋ぐための計算をしている
- 1番早く計算を終わらせた人が現れた後は、他の人たちが本当にその計算はあっているのかを確認する
- 確認が取れると、ブロックは過去のブロックに繋がる
これがブロックチェーンの仕組みです。
ではもし、過去のある時点のブロックを改ざんしたらどうなるでしょうか?
とても大変なことになります。
例えば24時間の取引を改ざんしたとすると、それ以降今現在までの144ブロック全てを、改めてつなぎ直す計算をしなければなりません。
そんなことは現実問題として不可能ですし、電気代が恐ろしいほどかかるので、改ざんをするメリットがありません。
それゆえにブロックチェーンは改ざん不可能だと言われているんです。
このブロックチェーン技術が土台となっているので、ビットコインは取引の改ざんが不可能なんです。
だからこそ信用力があり価値が付いてくるんですね。
仮想通貨がもたらすもの
国の強力な信用力により価値を持っている貨幣。
しかし、現代には異なる信用力を持つことで価値を有する仮想通貨(お金2.0)が登場してしまいました。
もちろんこれからも貨幣は使用され、仮想通貨が日本円に取って代わることはないでしょう。
しかし、仮想通貨を使う経済圏がじわじわと増えてくるのも事実です。
なぜなら仮想通貨は実体がないのでスマホやインターネットとの相性が抜群であり、とても便利だからです。
また、仮想通貨は非中央集権の仕組みとなっています。
貨幣を管理している国のような存在がいません。
だから国がなくなって価値が0になるというような心配はないし、国境を超えてのやり取りもとても簡単にできるんです。
貨幣を使う経済圏が狭まってくるということは、国が持っている通貨発行権という超強力な権力が弱まってくるということです。
そしてそれは、国の必要性自体がだんだんと弱まってくるということに繋がります。
ぜひ読んでみてください
本書では以上のような話から進み、
- これからの価値とは?
- トークン経済
- 民間企業が国に取ってかわる
- 自分の経済圏を作ることができるようになる
これらのことがとても詳しく書かれています。
佐藤氏ははっきりと”これからの時代”が見えていますね。じゃないとこの本のようにとても具体的な内容は書けないです。
今現在を転換点として、本書にあるように社会経済は変わっていくでしょう。
新しい仕組みとなった時に、あなたはその仕組みに適応できるでしょうか?
それとも時代遅れの人々の中に埋まり、貨幣を使い続けるのでしょうか?
この本を読めば、必ずあなたは前者になれます。新しい社会経済の仕組みに適応できます。
「お金2.0」ぜひご一読ください。