社会人の方なら自分のスキルアップのために色々な研修に積極的に参加されている方って多いですよね。また、不本意ながら職場の命令で行かされている方も多いと思います。
また、学生さんなら日常から講義をきく機会に恵まれていますよね。
研修や講義ってすごく貴重な時間です。講師の方の話し方・伝え方が上手だと時間はあっという間に過ぎ、得るものはとても多いですよね。
しかし・・・期待はずれの研修や講義に当たってしまうことも結構多いですよね?
例えばよくあるのが、パワーポイントを印刷した資料を配布し、それを順番に読み進めるだけの講義です。講師の朗読を聞くくらいなら、自分で読んだ方がよっぽど効率がいいです。
このような講義は、残念ながら時間の無駄になってしまう可能性が高いんですよね。やる気もモチベーションも下がってしまうので。
でも、せっかくの貴重な機会と時間です。やる気をなくして、ただその場を何もせずに時間潰すのはものすごくもったいない!
どうにかしてこの退屈な研修・講義の時間を有効に活用しなくては!
ということで、こちらの記事では退屈な研修・講義に参加してしまった時の時間の有効活用方法についてお伝えします。
この記事を読めば・・・
- 退屈な研修・講義の時間を有意義に過ごせる
- 研修・講義の内容をしっかりと自分のものにでき、あなたのスキルアップに繋げることができる


目次
退屈な研修・講義の実例

まず最初に、わたしが今までに経験した退屈な研修・講義の実例を紹介していきます。みなさんもこれから紹介するような研修・講義に一度は参加したことがあるはずです。
①配布資料を読み進めるだけ
一番最悪なパターンがこれですね。読み進めるだけならわざわざ講師の朗読を聞くよりも、自分で黙読した方が2倍は早いです。それに理解もしやすいです。まさに時間の無駄。
こんなやり方をする講師が登場したならば、その研修・講義は残念ながらハズレです。
②声が小さく聞き取りにくい
ボソボソと話す講師。たまにいますよね。声が小さくて、ただでさえ聞き取りにくいのに、さらにボソボソの空気がマイクに吹きかかり、余計に聞き取りにくくなる講師もいます。なにを言っているのかわからなければ、講師から得るものは何もありません。
お金返せよレベルにハズレな研修・講義ですね。
③雑談が多い
雑談はタイミングよく挟めば、参加者にとってはいい気分転換になります。コーヒーブレイクですね。そのおかげで気分が少しリラックスでき、集中力も増します。けれど雑談が多すぎるのは逆効果ですよね。
この講師は何を伝えたいのか?がわからなくなってきます。例えば、自分の自慢話ばかりを挟んでくる講師がたまにいます。はっきり言って他人の自慢話ほどつまらない話はありません。集中力は途切れ、身にならない残念な講義になってしまいます。
④専門用語でマシンガントーク
こんな難解なワードを永遠とマシンガントークをされたら誰も理解できないですよね。きっと講師はスラスラとワードが出てくる自分に酔ってるんですよね。実際にこういう講師は頭はすごくいいんです。でも参加者はついていけません。
あっという間に話の内容が意味不明になって、なんの話だか全くわからなくなり無駄な時間となってしまいます。
残念な研修・講義対策グッズ

ではここで、残念な研修・講義に参加してしまった場合に活用できる便利グッズを紹介します。時間を無駄に過ごさないために役立つアイテムはこれです。
- 耳栓
- スマホ
- ノート
えっ!耳栓!?と驚かれましたか?
確かに研修や講義に参加して耳栓て、もう聞く気が全くないですよね。けれど、残念な研修・講義に参加した場合にはすごく役立ちますよ。だってハズレ講師の声は騒音でしかないからです!
ではこれらのアイテムをどうやって活用していくのかを説明していきます。
①耳栓をしれ〜っと装着
耳栓をつけるなんて失礼だと考えて、おどおどとつけるのはやめましょう。逆に目立ちます。しれ〜っとつければ大丈夫です。誰もあなたの耳元なんて見てませんから。
耳栓を装着できたら、講師のボソボソ声や自慢話、音読の声などの騒音は無くなりましたね。静かな環境を作れたらOKです。
②配布資料を熟読
講師の説明は全然ダメでも、手元に配布された資料はしっかりとまとめられている場合が多いです。なぜなら、配布資料というものは形として残るからです。研修であれば、研修主催者が講師に依頼をしています。講義なら大学が教授などに依頼をしています。
つまり大半の場合は講師というのは、依頼されなければ講師としての仕事はないわけです。(もちろん人気のある人は自分から主催した講演を成功させたりもします)
となると、評判というものが一番大切です。そしてその評判に直結するのがはいう資料です。なぜなら配布資料というのは依頼主も目を通すことが多いからです。ここで適当な内容の資料を作っていれば評価は下がり、次の依頼はもらえません。
だから講師は配布資料には全力を注ぐんです。
いくら話すのが下手な講師でも、全力が注がれた配布資料には価値があります。しっかりと目を通してみましょう。幸いにも耳栓のおかげで、集中できる環境は作られています。
③スマホでささっと調べる
配布資料を読んでいてわからない言葉や理解できない事柄は、すぐにスマホで調べていきましょう。スマホは最強の学習ツールです。はっきり言ってしまうと、今の時代は誰かに教わらなくても参考書とスマホがあれば学習は全て完結できます。
④ノートにまとめる
しっかりと配布資料を読み込み、わからないことをスマホで調べたら、あなたの役に立つと思った情報をどんどんノートにまとめていきましょう。人間は読んだだけではなかなか頭に入り込みません。
- 読んでインプット
- 不明な点を自分なりに理解する
- 頭の中でインプットした事柄をまとめる
- ノートへアウトプットする
この流れをすることで、あなたの頭の中に知識としてしっかりと染み込んでいくのです。また、ノートにまとめておけば、後日わざわざ資料を見返さなくても良いので時間節約にもなります。
座席には気をつけて

以上、①〜④を実行することで、あなたの貴重な数時間は有効に活用できます。むしろ、時間が足りないくらいになります。
今までは『つまらない、ハズレな研修・講義だ』と判断して、スマホをいじったり、寝たり、ぼーっとしていた無駄な時間。それが時間が足りないくらいに有効に活用できるんです。ぜひこのやり方を試してみてください。
ただし、座席選びには気をつけてください。
座席は両端か中央真ん中より後ろを確保
さすがに講師の目の前で耳栓をつけたり、スマホをいじる勇気はありませんよね。だから可能であれば、できる限りあなたの動きが講師の目にはいりにくい場所を確保しましょう。
席があらかじめ決められていたら?
場合によっては、座席が決まっていることもありますよね。そして講師の真ん前になってしまったら・・・。
①〜④のうち、できることだけをしましょう。耳栓やスマホで調べることは難しくても、インプットやノートにまとめることは、可能なはずです。
なんとかあなたの貴重な時間が無駄にならないように努力しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?当たり外れの多い研修や講義。残念な研修や講義に当たってしまっても、今回説明した内容を実行すれば、無駄にはなりません。むしろあなたはたくさんの知識を得ることができます。
せっかくのあなたの貴重な時間です。できる限り、有効に使っていきましょう。
では最後にまとめをご覧ください。
1.研修・講義には当たり外れがある
- 講師が音読する
- 言っていることが聞き取りにくい
- 雑談が多い
- 専門用語が飛び交う
2.研修・講義の時間を無駄にしないための必須アイテム
- 耳栓
- スマホ
- ノート
3.配布資料を有効活用
便利グッズか使って4つの過程を実行する
- インプット(資料熟読)
- 理解(スマホで調べる)
- まとめ(ノート活用)
- アウトプット(ノート活用)
以上、『つまらない研修や講義で寝るのはもったいない!有効な時間活用方法はこれだ!』でした。
この記事に書いてあることを実行して、退屈な研修・講義の時間を有意義に過ごしましょう!
そうすれば研修・講義の内容をしっかりと自分のものにでき、あなたのスキルアップにしっかりと繋げることができますよ。

